課外授業レポート

オバQ

2009年12月14日 21:10

12月13日、今にも降りそうな空模様でしたが、決行です。

今回の特別授業は、「まっち」こと松尾和昌選手(GRAMME/FUJI)と話していた「みやわかMTBクラブ」と「九州弾児」の合同練習を拡大的にイベントにしてみたものです。
今回は、特別に山田ダイゴロー選手(FUKUSAYA/FUJI)も協力してくれました。



いきなりフラットな周回コースでタイム計測です。
今の実力を測ろうというものです。

最後に私も測ってもらいましたが、まだ負けていませんでした。ホッ

それを見ていて、気付いたことがあった二人の講師。
スタートが悪い。
スタートの練習です。
初めに20mくらいの直線でタイムを測ります。
それを見て、修正箇所を指摘します。


ギヤが重い、軽い。
軽すぎるギヤは、チェンジの回数が増えて、タイムのロスと、チェーントラブルの機会を増やします。
足を乗せる方のペダルの位置や
地面を蹴る足の位置まで細かに指導されます。
レーシングスクールやね。


このあと、タイムを計測するとほとんどの人がタイムを縮めていました。



休憩をはさんで、後半は上りの練習。


どおしても重いギヤを踏む傾向があるようですが、
軽いギヤでクルクル回すように練習します。
講師の辛い過去の経験から導かれているようです。


この練習をするのに、このグチュグチュのシチュエーションは、最適でした。
与えられた課題を次々に克服していく子供たちに、どんどん試練を与えていきます。

どうだ!これでもいけるか。。。
行けてます。

というところで、時間になったので、最初に走った周回コースでタイム計測です。
おおむねタイムは縮んでいましたが、張り切りすぎて失敗もありましたね。。。
それでも、要所要所では、確実に速く安定した走りが見られました。

最後に講師陣から励ましの言葉をかけられました。



フジサンポーズで集合写真パシャリ



普段の練習では、なぁなぁだったり、惰性だったり、ダラダラだったり、という状況に陥りがちです。
こういう風に、場所やメンバーを代えることで良い緊張を持って練習できるのではないでしょうか。
特に子供たちには、有効だと思われます。

これは、子供だけを対象にしているわけではなく、大人もベテランも幅広く参加していただきたいと思っています。
その中で新たな交流や情報得ることで、楽しみの幅が広がっていくと思います。
わらべの森や長崎県民の森などでも開催していく予定です。

他の人に乗り方を教えるとき、どういう風にすればいいのか、色々な練習方法や表現方法など教える側のヒントにもつながります。
それぞれのエリアの人がホスト役となり、それぞれのスタイルを披露してもらうことで、多くの情報を発信し吸収できる機会になると思います。